ローゼンメイデン既刊が喧嘩別れの影響で品薄？

最近の話なんですが、少しずつ「ローゼンメイデン」の問い合わせを受けるようになりました。まぁ確かに店に最近入荷しなくなってますしおかしいなとは思ったんですが、ひょっとすると品薄になってる可能性が。

というのも、出版社の在庫が無い巻数がいくらかあるらしく、問屋でも在庫が無い状況。amazonでも新品が無い巻が多い状況。

みなさんご存知のとおり作者のPEACH-PITと、作品を連載していた「コミックバーズ」の出版社である幻冬舎の間には確執があったといわれており、また打ち切り（打ち切ったのか打ち切られたのかなどの詳しい考察についてはDIGITAL TOWNさまの記事を参照。）喧嘩別れだったとの説が有力とされていると思います。実はいうとこれが現在も尾を引いていて幻冬舎がローゼンメイデンの重版をしていないために新品市場が品薄になっているのではないかというのが今回のお話。

先にご紹介したDIGITAL TOWNさまの記事の中には商標権などの帰属に関する考察が掲載されていますが、それが影響して幻冬舎があらたに重版をかけることをしていない、もしくは作者であるPEACH-PITに権利が渡っていて重版を認めず幻冬舎があらたに重版をかけれないといったような例で市場に出回らない、その上に版元の在庫切れでネット・店頭ともに品薄になっているのではなかろうかという推測が立つわけです。

ではどうすれば手に入るのか･･･店頭ではよほどの大手で在庫があるお店に行ってみるのがいいかと思います。そこで無ければ中小の書店に望みをかけて特攻。それでだめならあきらめて中古書店へという流れになるでしょう。
（まぁ最初から中古もしくは新古書店に行くのもいいでしょうが、一応書いてる人は新品扱う書店の店員なのでｗ）

いずれにしろ早いところこの問題にけりが付いて、新しいレーベルで続編が始まり、かつ既刊の重版（移籍先での新刷？）が一刻も早くかなうようになることを、書店員としてもいちローゼンファンとしても願っている次第です。（作者のブログで「情報解禁時期が合わなくてまだ書けないものもありますが」という一文を見てあまり期待して無いんだけど微妙にｗｋｔｋしている今日この頃です）


【4/25追記】
・新装版ローゼンメイデン1巻本日発売！気になる装丁は？

【3/19追記】
・ヤンジャンでPEACH-PITが薔薇乙女っぽい袋とじで登場
（当サイト3/19分）


【関連記事】
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・ローゼンメイデン - アンサイクロペディア